ご依頼があればEメカ無しのフルートを、Eメカ付きに改造することができます。
Eメカ無しのフルート
Eメカ付きに改造したフルート
ご依頼があればEメカ無しのフルートを、Eメカ付きに改造することができます。
Eメカ無しのフルート
Eメカ付きに改造したフルート
黒檀製の頭部管の製作過程をご紹介します。
1.旋盤に頭部管になる材料の黒檀製丸棒を銜えさせて、内径16.5mmの穴をあけます。
2.内径19.0mmになるまでテーパーをつけるため削っていきます。
3.頭部管内部を既定のサイズに削ったら、接続部分の銀材を挿入するため更に穴を広げていきます。
4.接続管をくっつけて、木を守るためと音のために象牙リングを上下の端に付けます。
5.歌口を削っていきます。
6.最後は、もちろん手で削って整えます。
7.ヘッドスクリューや反射板を装填し完成です!
頭部管の内側上部には反射板と呼ばれるものが入っています。
そして、反射板には垂直にコルク栓棒と呼ばれている棒が付いています。
その棒の先端にヘッドスクリューがねじ込み式ではまるようになっています。
そのコルク栓棒の太さとネジピッチは、メーカーにより異なっています。
コルク栓棒の太さとネジピッチを フルートとピッコロの主なメーカー別に表にしてみました。
主なメーカー名 | コルク栓棒直径 | ねじ山ピッチ |
パール楽器,マテキ,ハンッミヒ,他 | 3.5mm | 0.60mm |
ヤマハ | 4.0mm | 0.70mm |
ムラマツ,サンキョウ,アルタス,ミヤザワ,ヤナギサワ,ラファン,日本のメーカーの標準的なピッチ | 4.0mm | 0.75mm |
ヘインズ,パウエル,ブランネン,他 アメリカのメーカー | 4.0mm | 0.80mm |
主なメーカー名 | コルク栓棒直径 | ねじ山ピッチ |
オールドハンミッヒ | 3.0mm | 0.50mm |
ハンミッヒ,ヤナギサワ | 3.5mm | 0.60mm |
ヤマハ | 4.0mm | 0.70mm |
アメリカのメーカー | 4.0mm | 0.80mm |