時々尋ねられます。
「普通のハンドメイドフルートと手鍛造のハンドメイドフルートの違いはなんですか?」
と・・・。
違いは、各種キーとカップのウデの造り方にあります。
一般的なハンドメイドフルートは、各種キー、カップのウデはロストワックス(鋳物)で造られています。
手鍛造は、各種キー、カップのウデを銀の丸棒や板を熱して叩き伸ばして成形していきます。
ある程度の形になったらヤスリで仕上げます。
手鍛造のキーやカップのウデの製造工程をかいつまんでご説明します。
銀の板を熱する
熱して少し冷めたところを叩き延ばす
ある程度以上温度が下がると延びなくなりひび割れが始まるので、その直前でもう一度熱する→叩き延ばす
という作業を繰り返す。
そうして出来ていく工程
出来上がったキーやカップのウデは、ロストワックス(鋳物)より重量は重く、硬くなります。